2020.12.1

Web開催司法精神医学会に演題を出してみました！

メンバー日誌

最近のコロナ禍で、医学系の学会も軒並み延期やオンライン開催に切り替わっているのですが、今年６月に鹿児島で開催予定だった司法精神医学会が、コロナ禍で11月にいったん延期となったあとWeb開催となることが決定、パワーポイントスライドに音声を録音してDataをオンラインで提出するという生まれて初めての経験をしました。昨年も花巻での司法精神医学会で私が一題と、病棟専従の精神保健福祉士、心理士に病棟開設5年を振り返る、というコンセプトで2部構成で演題を出してもらい、去年は自分の演題そっちのけで2人の演題のチェックもして結構大変でした。昨年演題をだした精神保健福祉士に今年も演題出せ出せと圧力をかけたのですが断られ（笑）今年は一題だけになってしまった。

タイトルスライドの背景に丸池様のマイ写真を使ってみました

 

今年の演題は症例報告なのですが、入院まで紆余曲折あった困難事例を通して、郷里の医療機関や関係者といかに連携していくかといったあたりを考察させていただきました。

医療観察は入院が決定した患者さんに時間をかけて治療、教育したあと郷里での社会復帰を目指すもので、隣県まで公用車で移動して患者さんの退院後の支援体制を丁寧に作っていくのが大変です。ただ、精神科では患者さんの退院を実現した後患者さんの社会復帰をいかに支援するか、アウトリーチがとても重要で、こういう過程は精神科の醍醐味でもあります。当院ですが、立地が山形でも海寄りで県内の医療機関とも救急の連携等で苦労することはありますが、前院長～現院長とも積極的に地域に出るといったことを重視しています。

精神科医に興味を持つ研修医の先生や学生さんの嗜好も色々みたいですが…病院の外に積極的に出ていくというのもはまるとなかなか面白いですよ…。今回の学会、個人情報の絡みで学会会員しかWeb見れないのですが、とにかく美しいという評判の（スガイ医師自称）実際使ったスライドをご覧ください！ではまた。

最近パワースポット巡りに命を懸けていて、温海、山五十川の玉杉もバックに使ってみた

こっちは遊佐の千本杉。山道をちょっと歩くので熊が心配…。

サブカル好きでも知られるスガイ医師の嗜好全開の最新ショット（演題スライドで本当に使った）