◯ 精神保健指定医の高い取得実績
平成21年以降12名が精神保健指定医を取得しています。申請に際しては、統合失調症3例、気分障害圏、中毒性精神障害、児童・思春期精神障害、症状・器質性精神障害、老年期認知症の措置入院、医療保護入院8例に関するレポートが必要となります。22年度採用の後期研修医は、8例中7例を入職1年間で経験しています。
◯ 常勤医は15名。専門研修医(専攻医)を除く13名のうち7名が精神保健指定医、4名が精神科専門医の資格を持つ。
指導医のサブスペシャリティー領域に関するクルズスを実施しています。
非指定医が当直中の際のバックアップ体制があります。
◯ 日本児童青年精神医学会認定医、各専門医の取得
日本児童青年精神医学会認定医が在籍しています。また、学位、総合病院精神医学、老年精神医学、精神薬理の各専門医も山形大学精神科医局との連携の上、取得が可能です。
さらに、日本精神科救急学会認定医の取得が可能です。
◯ 精神科救急患者に対応
夜間・休日も含め精神科救急患者を積極的に受け入れています。また、保健所や警察が介入するような症例も豊富に経験できます。
◯ 児童思春期に対応
月5回児童思春期専門外来を開設しています。全国児童青年精神科医療施設協議会加盟病院です(東北では3施設のみ)。児童相談所と連携し、発達障害の精健、虐待ケースへの助言等を行っています。
◯ 総合病院におけるリエゾン診療に対応
鶴岡市立荘内病院へ週2回往診し、リエゾン・コンサルテーション診療に従事しています。
◯ 院内研修の実施
毎週、文献抄読会、ケースカンファレンス、脳波判読会を実施しています。
◯ 院外研修の実施
医局員の人数が多いので、お互いに融通しあって、全国規模の学会、研修会に参加しています。旅費の支給もあります。国立精神神経センター主催の精神保健に関する技術研修(発達障害、ACT、認知行動療法、自殺予防等)、久里浜アルコール依存症研修等各種に参加できます。学会発表が経験できます。
地域にある児童相談所、保健所、各種老人施設、知的障がい者施設等各種施設との連携、また、地域や教育現場からの依頼による講演や企業の産業医活動等地域のニーズに対応した活動を行っています。
時間外勤務が少なく、当直以外の週末は趣味や家庭の時間をしっかり持てます。管理職を除く医師の平均年齢が35.6歳と若いドクターが多く、自由で明るい雰囲気です。