ホームページ担当の真坂です
2月21日、おひさま分教室で食育教室が行われました
今回の講師は当院の管理栄養士 冨樫さんです
授業の様子を、冨樫さんのレポートでお届けします
給食ができるまでの説明(10分)
↓
栄養管理科の見学(15分)
↓
野菜をスティック状に切って食べてみる(25分)
というような流れで行いました。
序盤に好きな食べ物と嫌いな食べ物を聞きましたが、
好きな食べ物…肉
嫌いな食べ物…野菜 という子が多いこと!!
栄養管理科の見学のときは、冷蔵庫の大きさと野菜の量に驚いている子が多かったです。
また、調理師の野菜の下処理のはやさと正確さに拍手喝采でした。
洗浄室の見学時に
「みんなは病棟で下膳車にトレーを入れるだけだけど、それをここに運んできて洗う作業があります。そのときに綺麗に食べてくれているととてもうれしいけど、野菜がたっぷり残っているとどう思うかな?」
というような問いかけにはっとした表情を見せてくれました。
野菜をスティック状に切って、まず何もつけずに食べてもらいました。
その際、みんな上手に包丁を使うことができました。
野菜をそのまま食べてみて、「それぞれどんな味?」との問いに
大根・・・水っぽい。
きゅうり・・・大根と似てて水っぽいけれど大根とは違う味。
人参・・・甘い。香りが強い。
など言葉豊かに表現することができました。
マヨネーズ・ケチャップ・みそ・しょうゆを用意し、自分で好きなようにソースを作り野菜を食べてみると
授業の冒頭で「野菜嫌い!」と多くの子どもが言っていたのに
「このソースには人参が合う」「野菜おいしい!」「大根が場所で味が違う」など様々な発見をしながら、見事に完食していました!
授業が終わった20分後に昼食だったのですが、昼食に出た副菜もしっかり食べてくれていました。
いかがでしたでしょうか?
自分たちが普段食べている給食がどのように作られているのか、実際に見たり体験したりすることで、子ども達の給食に対する見方も少し変わったのかもしれませんね^^
お肉も野菜もたくさん食べて、強い体と心を作ってほしいと思います