こんにちは。東2病棟スタッフです。
今回は私の地元新庄市についてご紹介します。新庄市と言えば「新庄祭り」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?今ちょうど祭りの準備ラストスパートです。
260余年の歴史を持つ新庄祭りは、大凶作でうちひしがれている領民に活気と希望を持たせ、豊作を祈願するために行われたことが起源とされています。毎年8月24,25,26日の3日間開催され、囃子の響きが町を包み込みます。また、山形県内では唯一のユネスコ無形文化遺産に登録されています。コロナ前は3日間で約52万人の人が訪れ、趣向を凝らした豪華絢爛な20台の山車が市内をパレードしながら、その美しさを競い合っていました。
残念ながらここ数年は感染拡大防止のため規模縮小となっています。それまでは地元あるあるですが、お盆や夏休みで帰省する人も多いので、一歩祭りに繰り出せば知り合いに遭遇する可能性大!駅前は渋谷スクランブル交差点に早変わり!居酒屋は滞在時間2時間ルール!などなど。まさにお祭り状態でした。
祭りが終わると、だんだんと涼しくなり自然と秋を感じるようになります。
長い歴史を持つ新庄祭りは時代の流れのなかで、少しずつ変貌を遂げてきました。しかし、いくら歳月を重ねても変わらなかったものは、市民の祭りにかける情熱です。きっと価値ある祭りの伝統をこれからも新庄市民は守り続けていくでしょう。