こんにちは。経営主査です。
明日は、ひな祭りですね。座り雛は江戸時代末に流行したものが原型のようです。
未就学児の頃、近所の「ババちゃん」から毎年
「お雛様飾ったから見さ来い」と誘われた記憶が蘇ります。
ちょっと暗くて冷たい空気の広~い土間を抜けた先の座敷には、
明るく照らされた天井まで届きそうな、赤い飾り棚に数えきれないほどの古い人形。
価値のわからない私には密かに「怖い」ものでしたが、菓子を目当てに行っていたように思います。
こちらは、コンパクトに飾った酒田の「うどがわら人形」です。
鶴岡では雛菓子生産も盛ん。「鶴岡雛物語」や「酒田雛街道」など各地でイベントも開催されていますよ。
やまがた庄内観光サイト https://mokkedano.net/
先日、県外に住む母親の古い知人(折り紙が趣味?)から届いた手紙の中に
「室町時代のお雛様」と書いた、二つに折りたためる「紙雛」が同封されておりました。
ネットで調べてみると、ひな祭りの起源は平安時代のお祓い行事だったとか。
厄とともに、紙雛を川に流したのでしょうか。
上流階級少女は、紙で作った人形や道具で「ひいな遊び(おままごと)」をしていたそうです。
その他の少女は、どんな遊びをしていたのかなと思いをはせつつ、思うのは「明日は、ちらし寿司かな・・・」
今の世の厄も祓われますように。