プロジェクトメンバー日誌

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2019.7.30
お薬の保管どうしてます?
メンバー日誌

こんにちは薬剤科です。

ただ今、梅雨真っ盛りですね。

当院のある東北南部の梅雨明けは、

平年だと7月25日、昨年は7月14日だったそうで、

今年はもう少しってところでしょうか。

 

ところで皆様、お薬の保管って、どうなさってますか?

これからますます暑くなりますし、

夏休みで長期に家を留守にすることもあるのではないですか?

 

薬は、特別な指示のない限り「室温」で保存します。

じゃ、室温て何度なの?って、疑問に思いませんか?

ズバリ、1~30℃です。

 

締め切った室内は30℃を超える可能性があります。

特に車の中は、30℃を超えてしまう可能性が高いので、極力放置はしないようにしなくてはなりません。(例えば坐薬を放置してしまうと、チョコレートのようにドロドロに・・・・・。チョコレートなら溶けた経験ありません? 18世紀半ばに、チョコレートの原料となるカカオから採取したカカオ脂が、坐薬の基剤に使えることにフランスの薬剤師が気づいたそうです。豆知識。)

 

だからと言って、室温保存の薬を冷蔵庫に保管してしまうと、取り出したときに室温との急な温度差で、湿気を帯びる心配があります。

また、特に粉末や顆粒の薬は、湿度の高い梅雨の時期には

固まったり変質したりする心配があります。

湿気対策には、チャック付きのビニール袋や缶などに乾燥剤を入れ、

薬の袋ごと保管しておく方法がおすすめです。

 

薬の保管方法の原則は、

「直射日光を避け、なるべく湿気の少ない、涼しいところに保管」です。

昔は、”茶だんすの中” が定番だったようですが、今は?

ぜひ、参考にしてくださいね(^_-)-☆

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