こんにちは、今回のブログは精神保健福祉士が担当させていただきます
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精神保健福祉士・・・聞きなれない名称かもしれません
以前からブログを読んでいただいていた方は地域連携科の回でみたことがあるかもしれませんね。
入院・外来患者さんが地域でよりよく生活するために、地域資源を活用できるよう支援したり、入院患者さんが退院後スムーズに生活できるよう、各関係機関との連携・調整等を行っている職種です。
精神保健福祉士は、病院の中での電話のやりとりだけで業務をしているわけではありません!!
実際に病棟や外来で患者さんのお話を聞いたり、医師や看護師、他のコメディカル(医療従事者)と患者さんのことで相談をしたりしています。
さらに!!患者さんが地域資源を活用できるよう一緒に地域資源の場へ行ったり、各関係機関との調整のため相談に出かけたりしています。
たとえば、グループホームへ入居を希望する患者さんがいたら、まずは患者さんと病院の車でグループホームの見学へ行きます。ほとんどの患者さんは初めてのグループホーム訪問となるので、緊張しています。そこで、緊張をほぐすため場を和ませるようこころがけます。
そして患者さんがそのグループホームを気に入ったら、宿泊体験利用を数回行います。宿泊体験利用前も患者さんは緊張していますが、グループホームの世話人さんたちは慣れた方が多いので、患者さんも少しずつグループホームに慣れていきます。
この体験では、グループホームの職員の方々に「この人ならグループホームで受け入れられる」と思っていただけるよう、患者さんやグループホームの職員の方々にもアドバイスをします。
また、グループホームへ入居すると日中は作業所へ通所する場合が多いので、宿泊体験中の作業所体験にも同行します。患者さんが作業をどのくらいできるのか見たり、患者さんの緊張をほぐすため、一緒に作業をしたりします。
患者さんのグループホーム利用が決まったら、生活保護の申請などで患者さんと病院の車で市役所へ行きます。申請後も担当課との調整を行うため、市役所へ何度か足を運びます。
さまざまな調整を行い、晴れて患者さんはグループホームへと退院していきます。
このように精神保健福祉士は病院内だけで仕事をしているのではなく、地域に出かけていろいろな仕事をしています。
精神保健福祉士、通称:PSW(Psychiatric Social Worker)!!
今日も山形県立こころの医療センターで頑張っています^^
最後までご覧いただいてありがとうございました(^^)/