プロジェクトメンバー日誌

BLOG
2019.12.11
検査システム更新 ~5分で分かる『仮想化』技術!~
メンバー日誌

情報企画担当です。12月8日に当院の検査システムのサーバを更新しました。

「仮想化」という技術を使って、検査システムのサーバ本体を購入することなく、もともとある電子カルテシステムのサーバに移行しました。今後、調剤システム、栄養システムも同様の手法で移行する予定です。

 

「仮想化」といっても分かりにくいため、OAタップを例に仮想化技術による今回のサーバ統合作業を説明します。細かいことは差し置いてイメージだけです。

大きいOAタップが電子カルテのサーバです。多くのシステムが稼働ピークに合わせ大きめのOAタップ(サーバ)を用意しています。それに電源プラグ(黒)を差し込んで各システム(医事会計、看護勤務等)が稼働しています。それでもまだ口が3つも余っている状態でした。

電子カルテのOAタップ(サーバ)とは別に今までは検査システムのOAタップ(サーバ)が単独でありました。

今回、電子カルテOAタップの余っている口に「仮想化」技術を活用して、検査システムの電源プラグを差し込みました。検査システム用のOAタップ(サーバ)を新たに購入することなく無事に検査システムを更新することができました。

「仮想化」はサーバ資源を有効活用するスタンダードな技術として以前より普及しています。当院でもこの技術を積極的に活用することで、コスト削減や効率的なシステム運用を目指しています。

ARCHIVES
NEW ENTRY
病院見学申込みフォーム