ホームページ担当の真坂です
当センターにはCVPPP(包括的暴力防止プログラム)インストラクターの資格を持った職員が複数名います
H26年度から院内でCVPPPトレーナーの育成ができるようになり、先日もトレーナーの育成研修が行われました
その様子を、実際に研修に参加した 中村 元 看護師のレポートでお伝えしたいと思います^^
12月5日~8日までの4日間、CVPPPトレーナー研修に参加しました。
腰痛持ちなので、コルセットを巻いての参加です!(あまり効果ありませんでしたが・・・)
CVPPPというと、暴力により不利益が生じてしまう患者さんを守りつつも自分も守るという、身体介入のイメージが強くありましたが、研修に参加してそれ以前に大事な事がたくさんあるという事を学びました。
それは、暴力が起こらないよう予防的に介入するコミュニケーション能力や、暴力が起こってしまった後の患者さんと被害を受けた職員のフォロー等、振り返りの重要性。
そしてなによりも、まず初めに暴力に対するリスク評価をしっかりと行い、情報共有する事がいかに大切であるかを学びました。
とは言え、万が一の事が起こった際には、瞬時に正確な手技を提供し、患者さんを守れるよう、常日頃から手技の練習を行っていきたいと思います。
なお、医療者ではない一般の県民の皆様は、興奮・攻撃性、暴力のある患者さんに接する職員を客観的に見ると、患者さん対職員という印象を受けると思いますが、決してそうではなく、あくまで疾患の症状に対しての介入であり、症状に困っている患者さんを援助しに向かう姿であることを理解して頂きたく思います。
日頃動かさない身体を酷使し、全身筋肉痛ですが、この研修に参加し良かったと思います。
いかがでしたでしょうか?
今回の研修を終え、当センターから新たに12名のCVPPPトレーナーが誕生しました!
私も研修の様子を撮影のために見学させていただきましたが、みなさん文字通り身体を酷使し、汗だくで取り組んでいました
本当にお疲れ様でした