地域連携科です。精神保健福祉士(PSW)の業務の一部をご紹介します。
PSWは外に出る機会が多く、なかなか連絡が取れないと評判(?)です・・・
ご迷惑をおかけして誠に申し訳ないのですが、その分患者さんと一緒に退院先や日中活動の場へ足を運んで、現場で感じたことをお互いに共有して、患者さん目線で退院後の生活を考えるようにしています。
外に出向く際に、他職種の意見もあると更に支援の広がりが生まれるので、連携をしながらつながりを作る工夫もしています。
そんなわけで、PSWのとある一日の活動をご紹介。
PSWのOです。
鶴岡市内にある障害者支援施設 山形県鶴峰園に患者さんと見学に来ました。
鶴峰園は鶴岡の奥座敷とも呼ばれる湯田川温泉の近くに位置しており、生活介護事業、就労移行支援事業、施設入所支援を行っている多機能事業所になります。
写真撮影に協力していただいた、園長先生のご厚情に感謝いたします。
さっそく、日中活動の場を見学。
入所施設の様子(洗面所)
入所施設(食堂)
施設の様子(体育館)
今回は見学の前後に面談も設定していただきました。相談支援事業所の相談支援専門員の方にも同席していただき、患者さんの希望に近い形で退院後の生活を送ることができるように関係者で話し合いをしてきました。
PSWのSです。
長期入院をしていた方が1ヶ月ほど前にグループホームへ退院しましたが、薬の管理がうまくできていないと聞き、看護師と一緒に臨時に訪問看護をして、グループホームの担当者と対策について会議を行いました。
ご本人の居室へ訪問し状況を確認したところ、薬がいろいろなところに置かれていて、どれを飲んだかご本人がわからない状態だったため、グループホームのスタッフと情報共有し、対策を考えています。
その結果ご本人と相談の上、訪問看護の際に一緒に薬に日付を振りながら、カレンダーにセットしてみることになりました。徐々に慣れてきたら自分で管理できるように支援をしていきます。
日付を振ってカレンダーにセット
飲み忘れがなくなりそうで安心♪(* ̄ー ̄)v
長く入院された方が退院する際には、様々な工夫が必要です。
関係機関と協力をしながら、地域連携科一同、皆さんの地域生活を応援します!