先日、東3病棟で行ったレクリエーション(精神科作業療法)の様子をご紹介したいと思います。宜しくお願いしますm(_ _)m
今年も夏の暑さは厳しかったですね。ブログを見ている方はどのように暑さ対策をされていましたでしょうか?
私達、東3病棟では患者さんと一緒に”かき氷”を食べるレクリエーション(精神科作業療法)を企画しました。その様子を、皆さんへお伝えしたいと思います。(精神科作業療法とは、精神障害の方に対するリハビリテーション治療のひとつです。個別あるいは他の人たちとの関わりの中で、ご自身が主体的に体験することで、その人にとってその人らしくよりよい生活が送れるように支援します。健康的な機能に働きかけ、またその人を取り巻く環境整備をするなどして、自信や希望の回復、生活技能の獲得を目指します。用いる作業活動は遊びや創作的なものから日常生活に関連するものまで様々です)
≪精神科作業療法の目的≫
・活動を通じて病状の安定をはかる。
・心身の健康が得られるように。
・上手に人付き合いができるように。
・地域社会でより良い生活が送れるように。
・主体的でよりよい社会生活が送れるように。
・基本的な生活技能を身につけられるように。
・生活のリズムを整え、充実した時間を過ごせるように。
・その人にとって意味のある時間を過ごせるように
かき氷を食べるだけではなく、夏の風物詩でもある、”うちわ作り”も一緒に行いました。
患者さん同士で「もっとこうしたらいいかな…」「夏だから、これ描いてみた!!」「俺のうちわ、上手だろ」等々、皆さん、たった一つのオリジナルの”うちわ”を作成するため表情が真剣ですヾ(≧▽≦)ノ
作成後は皆さん、パタパタパタパタ。笑顔でずっと扇いでます…(;´・ω・)
作成後は、待ちに待った”かき氷”!!
「いちご」「レモン」「メロン」「ブルーハワイ」自分のお好きな味を、ご賞味下さい(*´ω`*)
「冷たくて、おいしい」「やっぱ夏は氷だの~」「あ~、頭痛くなってきた~」患者さん、それぞれ思い思いの味を頼まれ、満面の笑みを浮かべ食べられています。
東3病棟では、今後も季節感のあるレクリエーション(精神科作業療法)を企画し、活動を通じて病状の安定をはかると共に、生活のリズムを整え、充実した時間を過ごせるように、患者さんと一緒に活動していきたいと思います。