総務主査の板垣です。
2月25日(土)~26日(日)、山形市の山形テルサで「平成28年度 山形県臨床研修指導医講習会」が開催され、運営スタッフとして参加してきました。
臨床研修指導医が、望ましい研修プログラムを立案し推進する能力や基本的な臨床研修能力を備えた研修医を育成する能力を身につけること、また、各臨床研修病院での指導医講習会受講率向上させることで県内臨床研修病院の臨床研修の質を高めることを目的に開催されたものです。
山形県では6~7年ぶりの開催となるようです。
県内各地の臨床研修病院から29名の先生方が集まりました^^
会場の関係上この人数ですが、倍以上の申込みがあったと聞いています…
\(◎o◎)/!
新澤病院事業管理者、阿彦山形県医療統括監を主催責任者として、
講師には齋藤宣彦先生(聖マリアンナ医科大学 名誉教授)をチーフタスクホースに、
堀内三郎先生(岩手医科大学 名誉教授)、
佐藤慎哉先生(山形大学医学部総合医学教育センター 教授)、
高橋弘明先生(岩手県立中央病院 医療研修部長)、
飯澤 理先生(国立病院機構仙台医療センター 皮膚科医長)、
新妻さつき先生(国立病院機構仙台医療センター 内分泌・代謝科医師)
5名の先生をタスクホースとして、計6名の講師陣で行われました。
KJ法を活用した問題点整理、研修カリキュラムの「目標」「方略」「評価」を実際に作成するグループワークや「山形県の医療の現状と研修医教育」「臨床研修の動向」「メディカルサポートコーチング」の講義など盛りだくさんの講習です。
この講習は厚生労働省の「指導医講習会の開催指針」に基づいて、講習の時間は16時間以上が要件となっています。長時間にわたる講習でしたが、参加の先生方は真剣に取り組んでいました。
講習が進むにつれ、参加メンバー同士も打ち解け、グループ内では笑い声も聞かれました。
「非常に勉強になった!」との声も多く、中にはタスクホースになることを希望する先生もいらっしゃいました。
また、指導医同士の情報交換のできる貴重な機会でもあるとのことでした。
参加の先生方、講師の皆様、スタッフの皆様、大変お疲れ様でした。
臨床研修業務を担当している我々スタッフにとっても勉強となる講習内容でした。
また、臨床研修担当者同士が一緒に仕事をする機会はあまりなかったので、担当者同士横のつながりもでき、参加した先生方とも交流ができた貴重な機会でした。
今後、この講習会を毎年開催することができれば、県内の指導医講習の受講率が上がり、しいては県内臨床研修病院の臨床研修の質の向上、指導体制の確立が期待できます!d(⌒ー⌒) グッ!!