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2024.2.20
検査科放射線です
メンバー日誌

検査科放射線です。

 

寒い季節になると温度変化や血管の収縮が強まることから心筋梗塞などの心臓の疾患で病院に運ばれるケースが多くなります。昨今は光熱費が高くなりがちですが、身を守るためにも暖房器具は我慢せずに使用しましょう。そこで今回は心筋梗塞などの心臓疾患を診断する上で重要となる心電図について簡単に紹介したいと思います。

心臓が動くには心臓にある電気のスイッチが始点となり、心臓に張り巡らされた電線に電気が通ります。この電気が流れることで心臓の収縮と弛緩が起きます。この電気の流れを捉えたものが心電図になります。心電図の波のような画像をご覧になったことがある方もいらっしゃるかもしれません。下の図のような波形が正常な心電図の画像になります。疾患に応じた波の高さや長さがあり、形状によって判断することができます。また、心臓のCTを取る際にも利用されています。心臓CTでは常に動いている心臓をいかに止まっているかのように撮影するかが重要になります。心電図の波形を見ながら、試行錯誤しながら検査を行っています。これらの検査をする機会がありましたら、気にかけてみてください。

 

 

↑正常な心電図波形

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