薬剤科です。
この季節、夏バテで食欲が低下してしまう方、多いのではないでしょうか。
そんな時、スパイシーなカレーライスなら食欲をそそられたりして・・・。
実際に、カレースパイスの中には漢方薬で使われる生薬があります。
インドのお母さんは、カレーを作るときに、家族の体調に合わせてスパイスを調合するらしいですよ。
(インドの医学だとアーユルヴェーダでしょうかね・・・)
例えば、生薬名:ウコンはターメリックといわれ、黄色の色素として使われますが健胃薬でもあります。
また、生薬名:ケイヒは独特な香りのシナモンとして広く知られていますが、その香りから芳香性の健胃薬でもあります。
そして、カレーだけではなく和食でもよく使われる、生薬名:ショウキョウはジンジャー、そうです、しょうがです。ご存知の方は多いかと思いますが、しょうがは体を温め、発汗作用があります。
このようなスパイスを取り入れたお料理で、おいしく生薬を取り入れてこの夏を乗り切りたいですね。