栄養管理科の管理栄養士Sです。
今回は、私が担当する子ども病棟での楽しい話題をお届けします。
この病棟には小~中学生を中心とした患者さんがおり、日ごろから遊んだりたまに喧嘩したりととても賑やかです。栄養士が訪問するのは食事時間帯が多いのですが、すでに食事を終えてそれぞれが好きなことをしている時もあります。
そんなある日の出来事…
栄養士S(以下栄S) :こんにちは~
子どもN(以下子N) :(こちらに近づいてきて)「ねぇねぇ、これあげる!」と折り紙の作品(写真①)を差し出す。
【写真①】
栄S:わぁ、ありがとう。ところでこれは何かな?
子N:「サンドイッチだよ!」
栄S:サンドイッチということは、パンにレタスが挟んで
あるのかな。…できればもっと具が欲しいな~
子N:「そうか!ちょっと待ってて。」
(と言って、サンドイッチを回収してお部屋に走っていく)
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しばらくすると戻ってきて、
子N:「はい!じゃあこれあげる。」とグレードアップした
作品(写真②)を再びくれる。
【写真②】
栄S:おお、すごい豪華なサンドイッチになったね。
今度の具は何かな?
(これは卵かチーズ、それとハムだなと予想)
子N:「チーズとうめぼし!」
栄S:うめぼし!? ハムじゃなくて?
おにぎりじゃなくて??
子N:「うめぼしのサンドイッチだよ~」
子どもは大人の型にはまった発想の上をいくものですね。参りました。