2020.8.18

OTって…？

メンバー日誌

こんにちは、今回のブログは作業療法部門が担当させていただきます。こころの医療センターには8人(男性3人、女性5人)の作業療法士が所属しています。

私たち作業療法士は入院の各病棟、外来通院の方対象のデイケア、そしてご自宅に伺う訪問看護に配属され、多岐にわたって患者さんが地域で生活できるよう支援しています。

『作業療法』(=occupational therapy：OT)は、社会適応能力の改善・強化を図るための活動を実施したり、楽しみながら病気の回復を促し、その人がその人らしく生きるための活動を提供する治療法です。

例えば入院のOTでは作業活動を通し、活動の幅を広げたり、病棟の垣根を越えた他者交流によって、コミュニケーション能力の向上を図ったりすることを目指します。デイケアのOTでは、メンバーで一つのことに向かって活動することで、楽しみの場を提供したり、社会生活の適応を高めるような取り組みを行っています。訪問看護のOTでは自宅で生活している方に、地域生活での困難感を聞き、それに対応できるよう一緒に考え、その方にあった取り組みが出来るよう支援しています。

今年度は、年度初めから新型コロナ感染症対策に追われ、衛生環境の徹底や、活動時の人と人との距離の工夫などを取り入れています。

また、今年度に入って人事異動などで新しい作業療法士が３人加わり、顔ぶれも変わりました。

(ソーシャルディスタンスを保ってパチッと。前列3人が新メンバー！！！)

 

新しいメンバーが加わった作業療法部門ですが、週一回のミーティングや毎日の活動後のミーティングを通して、またそれぞれが多職種とコミュニケーションを取りながら、作業療法士としてどのように患者さんによりよいOTを提供できるのかを日々考えています。

新たなメンバーでより一層こころの医療センターを盛り上げていけたらと思っております。

 

最後までご覧いただきありがとうございました(^^)/