県立4病院が医療に関する日頃の成果を発表する「山形県立医学研究会」が、11月9日(土)に当院を会場に開催されました。
テーマは「母子保健」でしたが、発表に先立ち行われた講演についてご紹介します。
講師は弘前大学大学院医学研究科 准教授 齋藤まなぶ 先生 にお願いしました。
演題は「子供の発達障害を支える乳幼児健診への挑戦~5歳児健診の疫学研究から見えてきたこと~」として、発達障害の理解から始まり、最新の知見、先生が弘前市で取り組んでいる早期発見のモデルについてお話がありました。
幼児期の適切な教育によりコミュニケーション能力を付けることができて、引きこもりや不登校のリスクが減少するという調査結果もあるとのことです。
私は医療職ではありませんが、発達障害の理解が進み色々な場面で活かせる内容でした。
医療関係者だけでなく、学校、保護者、大人になった発達障害を持つ方などにも聞いていただきたいと思いました。
次長