プロジェクトメンバー日誌

BLOG
2019.7.16
研修中の佐藤先生がブログを書いてくれました(*´∇`*)
メンバー日誌

初めまして、荘内病院2年目研修医の佐藤です。

精神科研修の為に1か月の間お邪魔させて頂いております。

 

さて、ここセンと言えば精神科単科病院ではありますが、後期研修医募集に積極的で「仕上がったホームページ」と「熱心なブログ更新」で、荘内病院で話題。荘内病院「研修医の声」で好き勝手書いている私としては、日本海と並んでここセンは、ブログのアクセス数と、病院トップページのアクセス数を競うライバルであります。

 

競うからには、敵を知らねばならない

 

この度は精神科研修の傍ら、人気病院の潜入捜査。

ところ変われば文化も変わる、雰囲気も変わるときたもので、なかなか荘内病院とは勝手が違うよう。昨年「鬼神」という二つ名で名を轟かせた某K医師をも虜にするスペックとは何ぞや。

 

「医局に入って第一印象、まばゆい秘書さんが四人もいる。」

みなさん糊の効いた白衣を羽織り、ハツラツな雰囲気で綺麗であらせられる。荘内病院の秘書さんは…疲れてるなんて言うと怒られますかね。白衣姿を見たこと無いのでとても新鮮。白衣一つでこんなに見た目が違うもの?いやいや、皆さんの素がいいんですよ勿論、でも一番はここセンの労働環境の良さが織りなすところでしょう。さすがここセン、さすここですね。

 

「朝の医局カンファは和やかムード」

荘内病院だとピリリとしそうな院長含みの多職種カンファ、ここではゆるりと穏やかな朝の始まり。怒りんぼさんはいらっしゃらず。気分豊かに、眠い体を徐々に起こしながら進む朝カンファの雰囲気はまるで、森の中でゆったりベンチに腰掛け、木漏れ日の中で小鳥のさえずりが聞きながら淹れ立てのドリップコーヒー片手に土曜発売の少年ジャンプを読んでいるような情景。なんてことはない、新たな一日を迎える喜び。朝から満たされる…これまたさすここ。

 

「なぜかありがたがられる病棟回診」

荘内病院でも歴代話題でしたが、病棟に一人回診に行くだけで、「先生がきてくださったぞ」的な雰囲気と共に、一瞬空気が静まります。荘内病院であれば雰囲気は優しいまでも、「先生、誰誰さんがこうこうでこうだんけど、どうします?」とか、「〇〇出してください」とか、「わっげあんがらはだらげっちゃ(訳:未来ある若者よ、勤労すべし)」と言わんがばかりの猛攻に合うもの。真逆の雰囲気に慣れず、ただ私は肩をすぼめて気配を消すしかありません。つまり、どんな小さなことにでも感謝出来る心の綺麗さ、これぞさすここ。

 

「卓球台がある」

専用の体育館があり、レクリエーションの機会も充実しているようで、ラケットスポーツも完備。中高大と卓球部で、市の大会にも未だに顔を出している私としては卓球台を見れることだけで幸せ、みんな楽しく卓球しているようで何より。荘内病院では院長に「卓球台をリハビリ室に」と嘆願すること三度、繰り返す毎に返事も「まぁ」から「あぁ?」となり、通らずでしたから。卓球に目をつける辺り、さすここ。

 

 

潜入結果、生き生きと働く職員さんと、それを支える整備された環境があり、素晴らしい職場でした。癒されるのは患者さんだけではないようです。私も直近2か月は土日無しで働き詰めで全然勉強出来ませんでしたから、ゆっくりと教科書を読んで勉強できる時間があり心が休まっています。ここセンでの1か月で頭と心をフレッシュにし、今後精神科志望の学生さんがいたら「絶対ここセンがいいよ」と吹聴して回りますので、ここセンの皆さん、何卒「私に優しく」お願い申し上げます。

 

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