プロジェクトメンバー日誌

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2018.9.21
医局 小林先生~趣味のお寺めぐり~のブログです(*^▽^*)o
メンバー日誌

こんにちは。今回のブログの担当になった2年目の小林です。

私はお寺巡りが趣味で、今回はこの前行ってきた鎌倉についてお話したいと思います。鎌倉と言えば、大仏、鶴岡八幡宮や竹林が綺麗な報国寺が有名ですが、今回はそんな観光名所から少し離れた寿福寺というお寺を紹介したいと思います。寿福寺は鎌倉幕府初代将軍 源頼朝の妻、北条政子のお墓があることで有名です。数多くの寺院がある鎌倉でも鎌倉五山に制定されるほどの由緒正しい禅寺ですが、観光客は少なく穴場的な存在です。

まずは門をくぐるときれいな参道が続いています。

写真のように観光客もいなくて静かに景色を楽しむことができます。これからのシーズンは紅葉していて更に綺麗かもしれませんね。

残念ながら普段は本堂には入ることができません。というか、一般公開しているのは参道だけです。本堂は参道の突き当り、中門から見るだけです。この写真はかなりズームして撮っていて、本当は遠くに小さく見えるのみですが、静謐な空間が広がっていて心が洗われる気がします。

北条政子は尼将軍とも呼ばれ、かの熱い演説が有名ですよね。怖い人のようにも思えますが、周囲の反対を押し切って源頼朝と結婚したり、源頼朝が浮気した際には浮気相手の家を壊したりと頼朝を生涯熱烈に愛したエピソードも数多く残っています。寿福寺は源頼朝の没後翌年に創建されました。また、この地は源氏家元来の土地であり、鎌倉幕府を建てる時の候補地となるほど頼朝にとって思い入れの強い地だったそうです。北条政子は何を思いながらこのお寺を建て、このお寺で何を思っていたのでしょう。ついそんなことを考えさせられるほど静かな時間でした。

さて、さきほど述べた通り本堂は見ることはできませんが、脇道からは政子のお墓に行くことはできます。案内に従ってこんな感じの一本道を登っていきましたが、なんと、普通のお墓についてしまいました。おそらくもっと山の中にあるんだと思いますが、道に迷ってしまい、断念。結局政子の墓はどこにあるか分かりませんでした。残念。みなさんも訪れる機会があれば探してみてください。そして私に教えてください。

 

ということで、鎌倉の寿福寺についてでした。お寺は一つ一つに歴史があり、その時代を生きた人の思いが詰まっています。鶴岡にも出羽三山を始め、多くのお寺があります。みなさんも是非近くのお寺に行ってみてください。いろいろな歴史に触れるきっかけになると思います。

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