看護部長室です。
今回は当院がホスト病院となって行われた
『第57回全国自治体病院協議会 精神科特別部会 看護研修会』についてご紹介いたします。
全国の自治体病院から精神科に関係した看護師の仲間が山形のホテルメトロポリタンに集合しました。総勢74名の方々が参加しました。(当院職員を除く)
総合テーマは『令和元年~明日の精神科医療を切り拓く』と、かなり壮大なものでした。
*看護部講演会は「精神科看護の質を問う」と題して
聖路加国際大学大学院教授の萱間真美先生よりお話ししていただきました。
看護の質の評価はいろいろありますが、これまではほとんどが医療者側からの評価視点であるということにハッとさせられました。これからの令和の時代は患者さん・家族の視点で看護の質を考えることが重要であると学びました。
会場からも多くの質問や感想が聞かれ座長は大変助けられました。
看護部講演会の様子です
*看護部会シンポジウムは
『精神科パスへの挑戦』と題して
北里大学東病院精神神経科助教 大石智先生を座長に
3人のシンポジスト
・石川県立高松病院竹澤氏
・宮城県立精神医療センター吉野氏
・山形県立こころの医療センター三原氏
よりそれぞれの取り組みを発表していただきその後、意見交換が行われました。
精神科パスはまだまだ発展途上で、どこの病院でも苦労している現状があり、質問も多く関心の高さがうかがわれました。
看護部シンポジウムの様子です
その後行われたブロック交流会では
『専門・認定看護師の効果的な活用』について参加者が各地方ブロックに分かれて意見交換をしました。
各病院で限られた・時間・お金・ものを工夫して人材育成に力を入れて看護の質の向上に取り組んでいる生の声が聴けて勉強になりました。
今回の精神科特別部会を当院で行うと聞いたときは“神田院長ったら、もう”とすこーし恨みましたが、終わってみれば“やれるんだ! やったーー”という感じで、少し自信にもなりみんな満足・満足です。
ご協力いただいた皆様に感謝・感謝です。
ありがとうございました