VOICE

先輩医師の声

#013
精神科医長
丹治和世
KAZUYO TANJI

精神科医は苦労も多いが、報われることも多い。生涯現役でやっていきたい

こころの医療センターに就くと決まったとき、「これで高校生の頃からの夢が叶う」と思いました。これまでは高次脳機能障害や成人発達障害など、精神科と神経内科の境界領域で仕事をしてきました。精神科の仕事は自分に合うと思っております。当院に入職前から、由良でキャンプをしたり、数年間、毎月非常勤の仕事で鶴岡を訪れており、いつかここに住んでみたいと思っていたので、鶴岡で働けることになってとても嬉しかったです。ここ鶴岡という場所は、独特な文化があってとても面白い街です。また、患者さんの笑顔が見られるとうれしいですね。そこにやりがいを感じます。精神科医は苦労も多いですが、報われることも多い、本当にいい仕事だと思っています。生涯現役でやっていきたいです。

自分にとって「すてきな職場」。最大の魅力は、ここで働く人たち

入職してから、朝に「今日は仕事行きたくないなー」と思ったことが一度もありません。こころの医療センターとは自分にとって、そんな「すてきな職場」です。最大の魅力は働いている人ですね。冬期間の日照時間が多少短くても、ここの人達と一緒に過ごしていれば精神的に健康でいられるのではないかと思います。一般には精神科の病院には近寄りがたいイメージがあるかもしれませんが、とても居心地のいいところです。最後に、今後どんな人と働きたいか?という質問ですが、多少要領が悪くても、周りの意見を聴きつつ、自分の頭で考えるのが好きな人と一緒に働きたいです。日々、考える材料は山のようにありますので。

INTERVIEW

職場での"丹治先生"は
どんな人ですか?

医長
秋葉大輔
丹治先生は神経内科専門医の資格を取得し、加えて高次脳機能障害の専門家です。発達障害領域に大変明るく、またコミュニケーション等に困難を抱えた患者さんとの臨床経験も豊富です。そうした背景をお持ちの先生ですので、精神科臨床にもスムーズに入られ、精神科救急において中核を担ってくださっています。精神科と神経内科は特に器質性の鑑別の部分で重なる点も多く、助けてもらう機会も多いです。また、一定の臨床経験を積んだ後に、新たな領域に挑戦する姿から良い刺激をたくさんもらっています!
PROFILE
精神科医長
丹治和世
KAZUYO TANJI
#013
HISTORY
平成7年東北大学医学部卒業、東北大学神経内科、高次脳機能障害学講座、山形大学大学院医学系研究科高次脳機能障害学講座、昭和大学発達障害医療研究所などを経て、平成28年4月より現職
FAVORITE
音楽鑑賞、読書
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