VOICE

先輩看護師の声

#005
看護師長
清水義人
YOSHIHITO SHIMIZU

意欲をもって働ける職場を作っていきたい

現職に就くと決まった際に医療観察法病棟の師長に任命され、正直不安と戸惑いを感じました。しかし現在は師長という役職に就いてみてスタッフの育成、多職種とのチーム医療の促進、他部門・外部関係機関と組織横断的に連携・調和し、病棟という組織を管理統括していく醍醐味を感じています。なによりもスタッフが明るく、意欲をもって働ける職場を作る事を常に目指しています。

スポーツを通して自ら克服できる力を!

パラリンピックは障がい者スポーツの祭典ですが、精神だけは参加する事すら認められてきませんでした。そういう意味でも精神障がい者は、社会的偏見とスティグマを感じ、他者から称賛されるという経験が少ない傾向にありました。患者一人ひとりが自らこれを克服するために、スポーツを通して成功体験を味わい、自己肯定感に繋げ、エンパワーメントし生活しやすい環境を自分自身の力で獲得できるようになって欲しいと考えています。「すべての患者に何らかの運動にかかわってもらいたい」当院の院長の方針です。現在、私は当院の患者対象のフットサルチームに深く関わっています。ひきこもりがちで他者とのコミュニケーションを苦手としていた若者が、ゴールを決め、他の選手から祝福されて笑顔を見せ、自ら声を出してボールを呼び寄せている姿を見ると、この仕事にやりがいと希望を感じます。

職種や地位関係なく働く仲間として

私にとって山形県立こころの医療センターとは、神聖で凛とする場所でありつつも、ほっこりするオアシス的な要素がある大切な場所だと思っています。また、今までの隔離・収容型の鶴岡病院から地域に根差した、ハードルが低い県民から愛されるセンターに変わったことが当センター最大の魅力です。職種、地位に関係なく同じセンターで働く仲間として一致団結してチーム医療を推進し、患者さんのために汗をかくことができる人、そう、あなたです。手を取り合いましょう!(笑)

INTERVIEW

職場での"清水師長"は
どんな人ですか?

副看護部長(総括)
西塔誠子
スラリとした外見だが実は、筋肉マン。日々の筋トレを絶やさず行っており、思考はポジティブで心身のバランスが非常に良好な人。師長の業務も弱音を吐くことがなく、超負けず嫌いな性格だと思っている。スタッフはもちろん医師や多職種との連携を強く求められる職場において彼は中心的、重要人物なことに間違いない。
PROFILE
看護師長
清水義人
YOSHIHITO SHIMIZU
#005
HISTORY
厚生看護学校卒業後、山形県立鶴岡病院、日本海総合病院での勤務を経て、現職の山形県立こころの医療センターへ。
FAVORITE
ジム、トレイルラン、サックス、家事一般
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