プロジェクトメンバー日誌

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2019.3.11
遊んでいるだけじゃないんです!
メンバー日誌

おばんです!作業療法士の石塚です!

 

 

 

本日、当ブログに投稿された「全国児童青年精神科医療施設協議会研修会」ですが、わたくしOT石塚も参加させていただきました。
協議会のテーマの「子どもの入院治療における遊びの治療的意義」に沿って、全ての報告に子どもたちの“遊び”がリンクされていました。

 

 

その“遊び”ですが、私たち作業療法士が得意としている分野でもありです。
当院のこども病棟の作業療法プログラムでも“遊び”を通した活動を多く用いています。

 

 

例えば、体育館でのスポーツプログラム。
子どもたちには、スポーツの種目決めから話し合ってもらっています。
子どもたちで流行りの種目があったり、年長の子の意見に左右されたり、思い通りの種目にならず表情を曇らせる子がいたり、話し合いには様々な場面があります。

 

 

退院後に公園や校庭で級友と遊ぶとき、同様な場面と遭遇するかもしれません。
そのときの“遊び”の練習にと思い、プログラムを作っています。

 

 

 

 

 

その他にも、入院生活で損なわれがちな“遊び”の経験を補うべく、ミニプールでの水遊びや流しそうめん、かき氷、園芸活動、テレビゲーム大会など様々な遊びの機会を設けています。

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちと遊びのプログラムを行う際、 意識して“大人である私も童心に帰って一緒に遊ぶ”ようにしています。
遊びの中で生まれる“楽しい”、“難しい”、“悔しい”といった感情を一緒に体験し、大人でも感じる当たり前のことだと感じ、一緒に表現してもらえたらなと考えています。

なので、私はスポーツでは大人気なく本気を出し、苦手なテレビゲームでは子どもたちにケチョンケチョンのメッタメタにされることもあります……笑

 

 

学ぶことだけではなく、遊ぶことも子どもたちの本分だと私は考えています。
その“遊び”が少しでも上手になってもらえたらなと日々考えております。。。

 

 

 

長い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました!

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