プロジェクトメンバー日誌

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2018.12.4
病院コンピュータシステムの役割って?
メンバー日誌

情報企画担当です。今回は、当院のコンピューターシステムを紹介します。

 

外来患者さんの例で、関係するコンピューターシステムを紹介します。

最初の受付で使用しているのが「医事会計システム」です。このシステムで、患者さんのID番号を採番し保険情報等を登録します。

次に受付が終わり、診察室に入ります。

患者さんは診察室に入ると医師に症状を伝えます。この時、医師が見ているのが「電子カルテシステム」です。また、医師が看護師や他のスタッフに様々な指示を出します。この時の指示も「電子カルテシステム」を使って出しています。

「電子カルテシステム」は、病院の中で中心的な役割を担っています。というのも、病院には専門性の高い部署が多数存在し、各部署のほぼ全てのコンピューターシステムが「電子カルテシステム」と連携しているからです。

例えば、血液や尿等の検査、心電図や脳波を取る検査科、レントゲンやCTを取る放射線科、入院患者さんの食事を管理する栄養管理科など、各部署の情報を病院内で伝達・共有する上で、「電子カルテシステム」は必要不可欠です。

患者さんは最後に治療費を支払って帰りますが、この時も「医事会計システム」で当日の治療費を算出します。患者さんの支払い金額は、治療費の3割負担であったり、自費診療で全額負担であったり様々なケースがあるため、コンピューターシステムが無いと大変な手間と時間がかかります。

 

このように、病院には様々なコンピューターシステムが導入されており、患者さんの待ち時間の短縮、情報の共有・伝達など質の高い医療を提供するための根幹となっています。

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