プロジェクトメンバー日誌

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2018.11.28
行動制限最小化に関する研修会②
メンバー日誌

今年度2回目となる行動制限最小化に関する研修会を開催しました。
今回の研修会は、隔離・身体拘束時の事故事例、判例を学ぶため、弁護士の浅田眞弓氏(丸ビルあおい法律事務所)から講演をいただきました。
浅田氏は、公益法人日本精神科病院協会の指定弁護士、公益法人東京都医師会の医事紛争処理委員会委員を担うなど医療の分野に精通され、
また、刑事事件や少年事件、成年後見人、相続・離婚事件などの多様な仕事に関わっておられます。

研修では、病院側が敗訴した行動制限に関する判例を通して、医療従事者からの説明義務の重要性など改めて深く学ぶことができました。
また、別の判例からは診療記録の重要性はもちろん、分かりやすい記録方法とともに、裁判官に証明力を認めてもらえるような書き方ののポイントなどを学習しました。

研修全体を通して、非常に有意義であり実際の業務にさっそく活かせる内容でした。

 

前回の研修会の内容はこちら

 

これからも患者様に対する隔離・拘束などの行動制限の最小化に取り組むとともに、法令遵守のもと安全安心な医療に取り組みます。

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