プロジェクトメンバー日誌

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2018.6.14
作業療法の紹介
メンバー日誌

こんにちは。今回のブログは作業療法科が担当します。

 

身体面での病気や怪我の治療でリハビリを実施することは一般的ですが

精神科病院においてもリハビリは実施されています。

その一つに「作業療法」があります。

 

 

私たち作業療法士は、

病気や障害により生活のしづらさを抱えている方々に対して

その人らしい生活を取り戻していただくためのお手伝いをしています。

 

 

 

今回は、当院の「作業療法」の内容について簡単に紹介させていただきます。

 

 

 

入院後、状態が安定するまでは刺激の少ない環境で十分な休息を取ることが大切になりますが

 

 

「脳」も「身体」も機械と同じで使う頻度が減ってしまうと本来の機能を果たすことが難しくなってしまいます。

 

 

 

医師の指示の下、状態が安定してきた頃に

「静養中心だった入院生活に何か取り組む時間を取り入れて行こう」

という形で、無理せずできることを体験していただくことから

リハビリ(作業療法)はスタートします。

 

 

 

 

これは2つのイラストを見て違っている部分を見つける「間違い探し」です。

「間違い探し」を解くことは脳の活性化に高い効果があると言われています。

「間違い探し」の他にも脳の活性化という点に着目した様々な【脳トレ】を

提供しています。

 

 

 

 

 

 

こちらは当院のトレーニングルームの写真です。

 

近頃は「運動が脳(こころ)に与える影響」が注目されています。

当院においても運動プログラムに力を入れて取りんでおり、

対象者の方の身体機能/目標に応じた安全な運動機会を提供しています。

 

 

 

この他にも、創作活動や各種スポーツ、多職種と協力しての疾患教育等、

対象者の方の生活を支援するための様々なリハビリ(作業療法)を実施しています。

 

 

私たちの生活は日常生活動作などの身辺処理が滞りなくできるだけではなく、

趣味・生きがい・社会参加などその人にとっての「意味のある作業」を毎日続け、

満足感や充実感を得ることで元気な日々が送れるのだと思います。

 

 

 

〖人は作業をすることで元気になれる〗

 

 

以上、作業療法科でした。

 

 

 

 

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