プロジェクトメンバー日誌

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2018.1.18
“徳の交わり”
メンバー日誌

事務局長の小松です。

先日、検査科のブログで庄内と深いつながりがある西郷隆盛の犬好きや写真嫌いにまつわる紹介がありました。そのブログにも出ていた酒田市飯盛山の「南洲神社」に久しぶりに行ってきました。

 

南洲神社は昭和51年に創建され、南洲翁(西郷隆盛)と臥牛翁(菅実秀)の二人が祀られています。

戊辰戦争で帰順降伏した荘内藩は南洲翁に極めて寛大な処置を受け、終結後に南洲翁に学びを受けるために多くの藩士達が鹿児島を訪れました。臥牛翁は、鶴岡市に生まれ、明治4年に東京で初めて南洲翁と会見を行い、明治8年鹿児島市の武家屋敷を訪れ、お互いの親睦を深め、両翁は「徳の交わり」を誓い合ったとあります

両翁の遺徳を偲び不易の教訓である「敬天愛人」の精神を永く後世に伝えるために平成13年に南洲神社境内に対話坐像が建立されました。

写真は1月14日(日)の状況で積雪は10センチ程。座像は雪に覆われていましたが、向き合う両翁の顔には雪がなくより際立ちます。南洲翁は白い襟巻きをまとっているようにも見えます。

 

話は変わりますが、第56回全国自治体病院協議会精神科特別部会総会・研修会は、今年8月に鹿児島県で開催されます。そして来年は、鹿児島県から引き継ぎ本県(当院が担当)で開催予定です。

“徳の交わり”の坐像を前に感慨深く思ったところでした。

 

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