ホームページ担当の真坂です
疑似体験システム「バーチャル セデーション」を使って、患者さんが困っている過剰な鎮静状態を体験できる、ということで、早速行ってきました
過剰な鎮静は、抗精神病薬による長期的な治療において、頭がボーッとする、眠くなるなど、日常生活における活動の制限や、転倒や事故などのリスクにもつながる注意力の低下、さらに薬を飲み続けることがいやになることもあります
また認知機能の低下にも関与していることが示唆されているとのこと・・・
今回体験した「バーチャルセデーション」は過剰な鎮静がどのようなものかを疑似体験できる装置として、患者さんの立場から抗精神病薬の鎮静作用が日常生活に与える影響を理解するのに有用なシステムなのだそう
院内の中会議室を会場にして行われたのですが、ドクター、看護師、事務・・・
さまざまな職種の人たちが体験していました
実際に体験してみると、視界がぼんやりしたり揺れたり、二重に見えるなど、ほんの少しかもしれませんが患者さんの不安な状態を感じることができました
このような体験を通して、より患者さんの気持ちに寄り添っていけるよう、学習していきます