プロジェクトメンバー日誌

BLOG
2026.9.10
新庄まつり
メンバー日誌

こんにちは。

地域連携科です。

今回は先日行われた、新庄まつりについてご紹介したいと思います。

 

新庄まつりとは、毎年8月24・25・26日の3日間、山形県新庄市で開催されるお祭りのことです。

お祭りの様子はテレビ中継がされたり、いくつかの放送局で特集番組が組まれたりしているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

歴史のあるお祭りで、コロナ禍も乗り越え、2026年の夏でなんと271回目!!

ユネスコ無形文化遺産にも指定されています。

新庄まつりの公式ホームページからの引用ですが、新庄まつりは、藩政時代の宝暦6年(1756年)、藩主戸沢正諶とざわまさのぶが、前年の大凶作でうちひしがれている領民に活気と希望を持たせ、豊作を祈願するために、戸沢氏の氏神である城内天満宮の「新祭」を領民あげて行ったのが起源とされています。

 

ここからは私流のざっくりとした説明になってしまいますが、どうかお付き合いください。

新庄市内の20の若連と呼ばれる団体(町内ごとの集まり)が、それぞれ能、歌舞伎、歴史物語、伝説から選んだ題材をもとに山車(やたい)を制作し、山車を制作する若連とお囃子を担当する囃子若連がタッグを組み、新庄市内を練り歩きます。

8月24日は宵まつり、25日は本まつり、26日は後まつりとされ、日によってお祭りの行程も全然違うのです。

24日の宵祭りは、昼から市内をまわっていた山車が夜に駅前に集結します。ライトアップされた山車はとても綺麗なので、個人的には24日の宵祭りが日程の中で1番好きです。

25日の本まつりは、午前9時ごろに天満宮のご神体を神輿に移す神事が行われ、総勢200人余りの神輿渡御行列が戸澤神社を出発します。行列の中には馬に載った新庄藩の武士、下駄をはいた天狗様もおり、子どもから大人まで着物を来て大名行列の一員として各々の役割を担います。朝から山車は市内をまわりますが、昼ころに駅前に集結し、夜に山車小屋に戻ります。

26日後まつりは、萩野地区、仁田山地区に伝わる民俗芸能「萩野鹿子踊」「仁田山鹿子踊」が奉納される他、山車全20台が市内中心街に集結し、飾られるため「飾り山車」と呼ばれています。街中鹿子踊もあり、手締め式でお祭りが締めくくられます。のど自慢大会も復活し、近年は行われているそうです。

山車は毎年作り変えるのが特徴で、入賞した山車は新庄駅やふるさと歴史センターへ1年間展示されますが、入賞を逃した山車はお祭り後は解体し、翌年にまた別の題材の山車をしていきます。

 

タッグを組む若連、囃子若連は毎年変わるわけではなく、組み合わせは固定されています。山車の運行ルートも毎年同じです。

若連も囃子若連も、老若男女がお祭りに参加しています。

ここで若連の役割について少しだけ解説をさせてください!

おおよそ小学生までのこどもたちは【小若(こわか)】と呼ばれ山車を引っ張る役割を担っており、若連の名前が載った旗を持ち先頭を歩く【旗持ち】も小若のお仕事とされています。

若者の仕事だったように記憶している、山車が電線に引っかからないように電線を上げる【電線上げ】の役割もありましたが、近年市内で地中埋設工事が行われたこともあり、今は電線上げを見ることも少なくなってきています。

 

中学生から大人は、小若と共に山車運行に携わる人のほか、ご祝儀を貰うために家々をまわる【花(はな)もらい】という役割もあります。

お祭り期間はお祭りに参加している人が多い中、家族の一部は家に残りお留守番をして、若連にご祝儀袋を渡す風習があります。暑い中市内をまわる若連をねぎらい、飲み物やお漬物、飴などおもてなしをしてくれるのです。

お祭り期間は家にお客さんを招く風習は私が子どもの頃からあるんですよね。

代々、お祭り期間は玄関先に新庄まつりの提灯を飾るお家も多いです。

 

 

新庄まつりの期間が近付くとスーパーの店内ではお祭り囃子がエンドレスで流れていたり、小、中、高の学校がお休みになったり、ゴミの日が変更になったり…とまちはお祭りムード一色!

お盆前にかわら版が全戸配布されるため、かわら版を見て今年はどの町内が何の題目の山車を作るのか、何番目に運行するのかを確認するのも楽しみの1つであります。

 

新庄市民が持つお祭りへの熱量や愛は、代々上の世代から受け継がれてきたもので、伝承とは正に新庄まつりのようなものを言うんだろうな…と思う今日この頃です。

このブログを最後まで読んでくださった方はこれも御縁ですので、機会があればぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

インターネット、スマートフォンが普及した今は、山車が今どの場所にいるか、確認でき大変便利です。

年々数は減ってきているものの、駅前通りには焼きそばやリンゴ飴屋さんなど、THEお祭り!な露店もずらっと並ぶので、山車に遭遇できなくてもお祭り気分を楽しめますよ〜!

ARCHIVES
NEW ENTRY
病院見学申込みフォーム