総務主査の板垣です。
昨日「第1回パス大会」が開催されました。
当院の職員の他、県外病院の担当者の方の参加もあり、多職種に渡り多くの方が参加しました。
当院の急性期病棟では、疾患ごとにパスを適用しています。
今回は症例ごとにパスをもとに各職種がどのような治療に関わったのかの事例発表会です。
発表している秋葉先生の隣に勢ぞろいしているのが、今回の症例のチームメンバーです。
医師、看護師、管理栄養士、臨床心理士、作業療法士、精神保健福祉士、薬剤師、薬剤認定看護師、臨床検査技師…
患者さん1人を対象に、これだけの職種でチームを組みパスを活用し治療にあたります。チーム医療ですね!
私は総務担当なのでクリニカルパスについては不勉強なのですが(;_;)、今回は色々と勉強になりました。
患者さんの入院から退院までは様々なことが行われるんですね。治療、処置、看護、面接、栄養管理、検査、投薬、社会復帰支援、訓練、患者・家族教育、退院支援… 等々
パスシートは横軸は時間を設定し、縦軸は検査や訓練など何をするのかを設定します。職員にとっては医師や看護師等どの職種が何をするのか、また、時期などが明確になると同時に、チームとして何をするのかが把握しやすくなります。チーム医療を進める上でもパスは欠かせないものだと思いました。また、患者さんにとっては「検査は何をするのか。訓練は何をするのか、いつするのか」など把握することができると思いました。職員にとっても患者さんにとってもパスは非常に有益なものだと感じました。また、PDCAサイクルによりパス自体がドンドン改善されていくところも魅力だと思います。
今後も当院はパスを活用してチーム医療が推進されていくと感じました^^