2025.2.7

医事係です

メンバー日誌

連日厳しい寒さが続きますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

私は、冬が来るたびに、部屋に閉じこもってひたすら読書をするのが大好きでした（今は家事育児に忙殺され、なかなか読書時間を持てず…残念）。

電子書籍は場所を取らず、カビることも虫に食われることもないので、とても便利なのですが、やはり紙の書籍にも代えがたい良さがあると感じています。

さて、厳寒といえば、私の大好きな作品にJDサリンジャーの

「キャッチャー・イン・ザ・ライ/ライ麦畑でつかまえて」

という小説があります。

クリスマス前の真冬のニューヨークが舞台の物語なのですが、私は近所の鶴岡公園のお堀が凍っているのを見るたびに、この小説を思い出します。

「思春期小説」としてよく取り上げられる本作ですが、私はむしろ、年を取って思春期から離れるほど、作品の魅力を感じるようになりました。

だいぶ人を選ぶ作品だとは思いますが、この寒さももうしばらく続きそうですので、ご興味ある方は、冬ごもりがてら、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。