プロジェクトメンバー日誌

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2024.8.9
7月宇都宮の第19回医療観察法関連職種研修会に参加してきました!
メンバー日誌

医局スガイです。6月の第20回司法精神医学会に引き続き、7月宇都宮で開催された第19回医療観察法関連職種研修会に演題を出して喋ってきました。司法精神医学会は精神科医のほか法曹関係者の参加も多いより学術的な学会ですが、関連職種研修会は医療観察法病棟を有する病院が持ち回りで開催していて、医師のほか看護、コメディカルが多数参加する、参加者が400名を超えるかなり規模の大きな、より実践的な研修会です。今年で6年連続司法に演題を出すことができ、2年連続司法~と関連職種の両方に演題を出すことができました。

今年の関連職種のテーマは「ひらく」。法施行後そろそろ20年となる医療観察法ですが、法施行時から医療観察を牽引してきた先生方の何名かが一線を退き、新しい世代の先生たちがそれを引き継いで新たな方向に業界を発展させている印象があります。今年の学会ですが、基調講演を岡本台の安田先生、シンポで榊原の鬼塚先生、ケースカンファレンスの座長を肥前の本村先生、ピアレビューでもお世話になった北大司法精神医療センターの賀古先生チームが演題を相当出されていて、来年で法施行20年を迎える医療観察法医療が新しい世代に引き継がれ、司法精神医療が新たな方向に「ひらかれて」いく、ということを実感させられる研究会でした。

学会長の岡本台病院の理事長/院長の下田和孝先生。隣が来年会を開催する長崎の大塚先生。(児童精神科医で児童相談所所長経験がある、うちの神田院長と同じ経歴の先生です。)

今年開催された懇親会で、参加者が大盛り上がりだったのが、現役のロックミュージシャンでもある下田先生が率いるKazzfestのライブ。Jazzの街宇都宮もこの夜だけは重金属の夜と化すのであった…。(Smokeが焚かれるメタリカのentersandman風のSmoke on the Water絶品でした!)

大重鎮と並んで恐れ多いのですが、FB等で最近やり取りさせていただいていたので

一緒に写真撮って頂きました(笑)。ちょっとミーハーな私。

今年の関連職種の演題です。私は自分で撮影した写真を使って学会スライドを作るのですが、司法の朝霧の水没林に続いて、空気神社のライトアップ画像を使いました。

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