こんにちは。作業療法担当です。
みなさんはスカットボールをご存知でしょうか?
今回は病棟内OTで実施しているスカットボールの紹介をします。
スカットボールとは、手のひらサイズのボールをスタートラインからスティックで打って得点穴に入れて得点を競う競技です。ちょうどゲートボールとパターゴルフを掛け合わせたようなイメージが近いかと思います。
力に自信がない、歩くのが大変だという方でも簡単に楽しめるため、全国の市町村で健康増進の一環として活用されているようです。
このスカットボール、一見簡単そうに見えますが、実際やってみると結構難しいです…。
得点台を見てみると、台に傾斜がついており、穴にも特殊なカーブがついているため、ボールは思わぬ方向に進んだり、穴に入りそうと思ったらスルッと穴から出たり、ボールの行方にはハラハラドキドキさせられます。
そのせいか、陰では“スカット”ボールではなく、“モヤっと”ボールとも呼ばれることもあります笑。(平成のクイズ番組を思い出しますね…)
当院でも、補助的な機能のあるスティックがあったり車いすの方は手で直接投げたりと身体機能に合わせてプレイスタイルが選択できる、得点を重ねる楽しさがある、白ボールは得点2倍などの当院独自のルールがあって盛り上がる、などの特徴が好評で多くの方に参加いただいている活動です。
ブログ用の写真撮影も兼ねてスタッフも挑戦してみました。
が、5球打って1点と見事に撃沈…。
強く打ってしまうと台から反発してしまい、力加減に苦しまされました。
普段プログラムで活躍するベテラン選手たちには脱帽です…。