今年度より医療安全管理専門員に着任した清水です。
昨年度まで勤務していた県立中央病院で、医療安全小委員会という組織に属していたましたが、あくまでもその一員でした。今年度からは、こころの医療センターの患者さんに安全な医療サービスを提供するために、病院内の安全管理を担う責任者としての自覚と責任をもって活動しています。
事故は起きないことに越したことはありませんが、人間である以上エラーは起こすものという前提で考えなければいけません。そのため、私が一番大事と考えていることは安全文化の醸成です。些細な事でも報告し合う文化が何よりも大切だと考えます。報告をしたことによって不利益を受けないことはもちろん、報告してくれた人に感謝し合う文化でありたいと思います。それにより職員一人ひとりが自らその事例を「明日は我が身」ととらえ、自分が起こす前に注意喚起の意味で情報提供してくれてありがたいと感じ、自分が同じような出来事を起こさないように自身で考える事でしょう。