プロジェクトメンバー日誌

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2022.9.15
訪問看護です♫
メンバー日誌

こんにちは!今回は、訪問看護が担当します。

朝晩は涼しくなり、いくぶん残暑が和らぎ、しのぎ良い日が多くなりましたね。訪問看護で出かける先では、庄内平野に実りの秋が近づき、稲穂も小金に輝く秋の風景を感じています。

 

 

さて、コロナ第7波が猛威を振るい、訪問看護の利用者の方々からも、「デイサービスがお休みでした」「作業所が休みだった」「外勤に行くことが出来ない日があった」などのお話が聞かれました。

 

コロナ禍では、「行きたいところに行くことができない、やりたいことが出来ない」というマイナスな話をよく聞くのですが、コロナ感染拡大に伴ってプラスをもたらしたエピソードを紹介したいと思います。

 

単身生活で近隣にご家族がおらず、ホームヘルパーを利用しながら1人暮らしをしている方へ、週2回カレンダーにお薬のセットをして支援していました。

週2回の訪問でも、上手く薬が内服できずにいました。コロナ禍では、訪問看護も週に1回しか行くことが出来ず薬の管理は大丈夫だろうかと心配していました。

ところが、ご本人から「訪問看護は週に1回しか来ないから、自分でもしっかりしなくちゃなぁ」との言葉が聞かれ、ヘルパーさんの協力も得て、1週間のお薬の管理ができるようになりました。それが自信に繋がり、今も週1回の訪問看護で、お薬の管理ができています。

 

同じように、訪問の回数規制により、毎週訪問看護でお薬カレンダーに薬をセットしていた方が、ご自身でお薬カレンダーのセットができるようになられた方もいます。

 

コロナ禍で、訪問看護の回数が規制されたことで、本来の利用者自身の持っている力が発揮され、自信へと繋がり、ADLが拡大されています。

このような経験から私たち訪問看護スタッフが利用者の力を信頼し、引き続き支援をしていきたいと改めて考えさせられる機会となりました。

 

当院の訪問看護は、病院の感染対策に準じて訪問看護を実施しております。今現在は、感染対策を行いながら、利用者の方の協力もあり、お宅に訪問しております。

 

これからも、皆さんに寄り添い、地域の中でその人らしい生活が維持できるように支援していくことができたら良いなと思っております。

 

 

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