情報企画担当です。
毎日寒さ厳しいこの時季にもかかわらず、
なんと院内には冷房ガンガン掛けている部屋があります。
それがサーバ室。
ここに納めてある情報システムのサーバ群、とにかくホカホカ熱を持ちます。
放っておくと冷却ファンから吐き出される熱風で機器が壊れてしまうので、こんな真冬でも冷やさなければなりません。
そのため冬でも冷房入れているんです。
でもよくよく考えると、「外に雪が沢山あるし、それでじゃんじゃん冷やせばいいのでは?」って思いますよね。
これを実現すべくここ数年、雪を冷熱源にしたデータセンタが北海道から東北、北陸にいくつか建設されています。冬の間に積もった雪を集めておいて、夏はそれを利用してサーバを冷やす言わば現代版氷室です。
一般的にサーバを稼働させるために必要な電力のうち、サーバ自体で5割、冷房に4割を消費すると言われています。
環境負荷を抑えた取り組み、いろいろ考えていきたいですね。