栄養管理科です。
12月9日は庄内地方の伝統行事である「大黒様のお歳夜」でした。このことはすでに12/14付のブログでお知らせしています。
今回は、子どもユニットでの出来事について紹介したいと思います。
献立表の「大黒様のお歳夜」について書いたコラムを、病棟の子ども達やスタッフと見ていた時です。そこには行事の簡単な説明に、ハタハタとまっか大根(※①)の写真を添えていました。
※①まっか大根
「まっか大根」というのは二股大根のことで、大黒様ではお膳と一緒にまっか大根もお供えします。この大根を見て、
患者さん 「まっか大根って書いてあるけど、白いじゃん!」
…確かに、まっかといえば普通は「真っ赤」ですよね~
管理栄養士「そうだよね。二股大根をまっか大根って言うけど、不思議な呼び方だね」
…ありきたりな説明しかできませんでした。
大黒様が近づいてくると地元のスーパーや産直ではまっか大根が売られています。9日のお歳夜は大黒様が嫁とりする日ともいわれているため、大根をお嫁さまに見立てているのかもしれません。ちょっと昔の農家の女性がはくズボンを「まっか(※②)」とも呼んでいたようです。
※②まっか
どなたか真相を知っていたら教えてください。