2021.11.18

医療安全全体研修会

メンバー日誌

運営企画専門員の板垣です。

 

１１月１０日、職員・委託業者を対象に『医療安全全体研修会』を開催しました。

今年度２回目となる今回は、認知症看護認定看護師の渡部真紀主任看護師を講師に「認知症・高齢者の特徴を踏まえた安全に配慮した関わり方」をテーマに実施しました。

定期的に開催されている医療安全管理委員会や医療事故防止対策委員会において、患者さんの転倒・転落の報告がありますが、スタッフも日ごろからしっかりと患者さんに目配りはしているものの、転倒・転落をゼロにすることはなかなか難しいところです。

なんと、高齢者の不慮の事故による死因は、転倒・転落は交通事故の３倍以上との統計もあるようです。

そこで、今回の研修は、特に転倒・転落リスクの高い認知症高齢者や高齢者の特徴を知ることで、転倒・転落リスクを把握し、転倒・転落の防止を図ることを目的として開催しました。

 

高齢者の加齢による運動機能の低下、視聴覚機能の低下による症状（私も心当たりがあります…汗）、認知症のタイプ別の特徴等、それらに伴う転倒リスクを具体的に説明していただきました。

 

研修を受けてみて、患者さんに対してはもちろんですが、自分の家族（特に親）への接し方にも役立つ知識でしたし、また、自らが高齢者となった時にも覚えていたい知識と思ったところです。

大変、分かりやすく、有意義な研修会でした！！