こんにちは。今日は医療安全管理室が担当します。
先日、当院の看護部安全委員会のメンバーで
山形県看護協会で開催された「医療安全スキルアップ研修」に参加してきました。
テーマは〝医療安全活動に求められるコミュニケーション力と対話促進″
普段当たり前のように口にする「コミュニケーション」ですが
得意だとか苦手だとかいう声も聞きますよね。
誰とでも話せる人と苦手意識があって話せない人
「コミュ力(りょく)」があるとかないとか簡単に言ったりしますが
実際、どうなんでしょう・・・
ひとつ習ってきたことをご紹介します。
コミュニケーションの目的は
【人間関係を築くこと】【情報共有すること】【伝達意図を理解すること】
コミュニケーション能力には
【正確に伝え正確に受け取ること】【信頼関係を築いていく】があります。
『さとうさんがてんとうしました』
こう報告を受けた時、受け手がどう捉えるか?
これには「さとうさんが転倒しました(ころんだ)」と
「さとうさんが転棟しました(入院病棟がかわった)」という解釈ができます。
相手が誤った受けとり方をしないようにきちんと伝えること、
相手の伝えようとしていることはこういうことかと認識をすり合わせること
これが出来ることが本当の意味で「コミュ力」があると言えます。
お互いが伝える力、聴く力、読み解く力を身につけることが大切であるということです。
このコミュニケーション力を養っていくことで
コミュニケーションエラーからくるヒヤッとする出来事も
減ってくるのではないでしょうか。
普段の生活(家族とのやりとりなど)にも活用できますね。
私たちはこのコミュニケーション力を高めていきたいと思います。