7月5日~16日までの2週間、当院で山形県立米沢栄養大学の臨地実習を実施しました。
今回は1名の学生が実習しました。
1か月前に打合せをして、たくさんの事前課題を出しています。
ふだん当院で患者さんに提供している食事と同じ栄養基準で、一日分の献立作成と選択メニューの料理を一品考案してもらいました。
選択メニューは、一週間前に患者さんから希望の料理を選択してもらうため、実習初日から大急ぎで献立を整え、給食システムに入力します。
当日は調理師の工夫もあり「ふわっ、カリッ」の海鮮(えび、イカ)フリッターが美味しく仕上がりました。
その料理がこちら
献立作成、材料の発注・検品、下処理、
調理、盛り付け、
配膳、最終確認して提供するという一連の流れを体験してもらいました。実際に、患者さんが食事をしている様子を見て聞いて、感じることもあったでしょう。
その他にも、デイケアの利用者さんに栄養講話(すでにブログで紹介済み)をしたり、院内のさまざまな医療職の方に仕事と多職種連携について指導してもらったりと、忙しい2週間でしたが無事に終えることができました。
実習生を迎えることは、我々管理栄養士や調理師も準備をしますが、真剣に学ぼうとする学生の姿から得るものもあり、今後の活躍にエールを送らずにはいられません。