運営企画専門員の板垣です。
7月20日(火)、院内感染防止対策委員会と医療安全管理委員会との合同研修会を開催しました。
今回の研修会は、現在、新型コロナウイルスの感染が拡大しつつあり、また、ワクチン接種も実施されていることから、改めて【ワクチン】の基本について勉強するものです。
今回の講師は、
佐藤薬剤主査、髙山主任看護師(感染管理認定看護師)のお2人です。
院長先生のあいさつの後、
佐藤薬剤主査からは、薬剤師の視点からワクチンについて、
また、髙山主任看護師からは、当院職員の副反応についてのアンケート結果と分析を中心に説明がありました。
お2人のお話で共通していたことは、
ワクチンは、【個人を守る】【社会を守る】ということ。
【個人を守る】とは、
病気に対する免疫(抵抗力)が作られ、その人の感染症の発症や重症化を予防すること。
【社会を守る】とは、
多くの人が予防接種を受けることで免疫を獲得していると、集団の中に感染患者が出ても流行を阻止することができる『集団免疫効果』が発揮され、ワクチン接種ができない人(赤ちゃんや子供、病気で接種したくてもできない人など)を守ることに繋がること。
ワクチン接種の大切さを改めて感じた研修内容でした。
なお、今回の研修会は、感染防止対策上、会場への参集者を制限して実施しましたが、参集できなかった職員は、今回の研修会の動画を視聴し職員全員がこの研修を受講します。