こんにちは‼
今回のブログ担当 薬剤科です (^o^)丿
今、一番関心が持たれている医薬品と言えば、
コロナワクチンではないでしょうか。
先日、県内の医療機関でも
医療従事者向けの接種が始まりましたね。
しかし、敢えて今回のテーマは、
花粉症のくすりにします。
(ひねくれ者?)
山形大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座 2021年山形花粉飛散情報 によると、
山形市の花粉飛散のピークは 今月下旬、
飛散量は、昨年と同程度 (昨年の0.9倍)、
過去10年間の山形市の平均飛散量に比べると少ない(10年平均の0.6倍) そうです。
花粉症等に使われるアレルギー性鼻炎関連薬には、
たくさんのスイッチOTC薬が存在します。
スイッチOTC薬???
聞いたこと無い方もいらっしゃいますよね、きっと。
スイッチOTC薬とは、
元々は医療用医薬品として使われていた(つまり、処方箋が無いと使えなかった)医薬品を、薬局で店頭販売できる一般用医薬品に転換(スイッチ)したもの、です。
(最近、盛んにCMが流れている、「〇レ〇ラ」とか、「〇レ〇オン」とかも、スイッチOTC薬です。)
当院採用薬の中にも、
スイッチOTC薬として売られている成分のものはあります。
以前に花粉症等で医療機関を受診したことがあり、
症状が続いて薬を引き続き使用したい時、
スイッチOTC薬を扱う薬局・ドラッグストアで
お薬手帳を示し相談することにより、
同じ成分のスイッチOTC薬に切り替えることが出来る場合があります。
外出も思う様に出来ない このご時世、
自分に合ったOTC医薬品を上手に使い、
症状緩和に活用するのは良いのではないでしょうか。
ただし、症状に改善が見られない・悪化が見られる場合は、
速やかな医療機関受診をお勧めします。
これからは、
自分の健康は自分で守る「セルフメディケーションの時代」と
言われています。
花粉症だけではなく、コロナに関しても、
正しい判断をして、
自分を、自分の周囲の人たちを、
守りたいですね。