プロジェクトメンバー日誌

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2021.3.16
今が旬のくすり⁉
メンバー日誌

こんにちは‼

今回のブログ担当 薬剤科です (^o^)丿

 

今、一番関心が持たれている医薬品と言えば、

コロナワクチンではないでしょうか。

先日、県内の医療機関でも

医療従事者向けの接種が始まりましたね。

 

しかし、敢えて今回のテーマは、

花粉症のくすりにします。

(ひねくれ者?)

山形大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座 2021年山形花粉飛散情報 によると、

山形市の花粉飛散のピークは 今月下旬、

飛散量は、昨年と同程度 (昨年の0.9倍)、

過去10年間の山形市の平均飛散量に比べると少ない(10年平均の0.6倍) そうです。

 

花粉症等に使われるアレルギー性鼻炎関連薬には、

たくさんのスイッチOTC薬が存在します。

 

スイッチOTC薬???

聞いたこと無い方もいらっしゃいますよね、きっと。

 

スイッチOTC薬とは、

元々は医療用医薬品として使われていた(つまり、処方箋が無いと使えなかった)医薬品を、薬局で店頭販売できる一般用医薬品に転換(スイッチ)したもの、です。

(最近、盛んにCMが流れている、「〇レ〇ラ」とか、「〇レ〇オン」とかも、スイッチOTC薬です。)

 

当院採用薬の中にも、

スイッチOTC薬として売られている成分のものはあります。

 

以前に花粉症等で医療機関を受診したことがあり、

症状が続いて薬を引き続き使用したい時、

スイッチOTC薬を扱う薬局・ドラッグストアで

お薬手帳を示し相談することにより、

同じ成分のスイッチOTC薬に切り替えることが出来る場合があります。

 

外出も思う様に出来ない このご時世、

自分に合ったOTC医薬品を上手に使い、

症状緩和に活用するのは良いのではないでしょうか。

 

ただし、症状に改善が見られない・悪化が見られる場合は、

速やかな医療機関受診をお勧めします。

 

これからは、

自分の健康は自分で守る「セルフメディケーションの時代」と

言われています。

 

花粉症だけではなく、コロナに関しても、

正しい判断をして、

自分を、自分の周囲の人たちを、

守りたいですね。

 

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