プロジェクトメンバー日誌

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2020.2.21
全児協研修会参加  その2
メンバー日誌

全児協研修会参加  その2

先日の全児協研修に続いて報告します。

研修会の参加人数は約500名と年々増えている印象を受けました。毎年テーマが決められるのですが、今年のテーマは「こどもの生きる力を育む」でした。各施設より症例発表があったのですが、どれも重たい症例で職員の苦闘が感じられました。症状の重い患児に多職種で長期に関わり、ちょっとずつ変化していく様子を伝えていると、感情がこみあげてくる場面も見られました。

このように重い話ばかりではありません。施設の中には病棟でキャンプを開催し、その中で子どもたちが、それまで見せたことのない姿を見せたり、そこで人間関係を構築できたといった報告がされました。施設の中庭にピザ窯まで作ってしまうほどの力の入れように驚かされました。

 

 

 

症例発表の後は、2つの施設からの事例検討でした。どちらも激しい症状や、関係性の構築、チーム対応に苦慮した事例だと感じました。

2日目午後は職種別懇談会が行われました。各職種ごとテーマが与えられ、討議されます。それぞれの施設の状況や抱えている問題を知ることができとても参考になりました。この研修会に参加すると、重篤な症例を治療する職員側の苦しみや、それをどうチームで担っていくかということを学ぶことができます。

3年後当院での開催の参考にさせていただきます。参加した皆さんお疲れ様でした。多職種連携し、成功させましょう。もちろん夜はまたおいしいおでんを堪能しました。

※ 茨木県立こころの医療センター・三重県立子ども心身発達医療センター様のパワポ画像を使用させて頂きました。

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