プロジェクトメンバー日誌

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2019.11.11
地域連携科です
メンバー日誌

地域連携科です。

地域連携科には9名の精神保健福祉士が働いており、患者さんのニーズを大切にして日々ソーシャルワークの実践に取り組んでいます。

今回はその1つをご紹介したいと思います。

 

 

入院したAさん。

家に一人でいるとお酒を飲んでしまって・・・寂しくて・・・といろんな所に電話をかけてしまって、生活が乱れ気味で入院をした。

入院してから何回か面接をしてご本人さんの気持ちをお聴きした。

日中どこかに通って人との繋がりを持ちたい。入院中のように適切な生活リズムを維持していきたい・・・等々、退院してからの生活の在り方について、本人の気持ちを確認しながら面接を繰り返した。

入院してから1ヶ月、鶴岡市内の事業所を一緒に見学。

「見学をしてみて、やっぱり誰かと話をしたり、一緒にご飯を食べたりしていたほうが具合悪くならなくていいかなって思う」と今後の通所について意思表示があった。

事業所と日程を調整して入院中に通所体験を4回行い、徐々に通所先にも慣れてきたところで、地域の社会資源の方々と話し合い。

通所先の職員だけでなく、入院前に利用していた訪問看護ステーションの看護師さん、相談支援事業所の相談支援専門員、訪問介護事業所のヘルパーさん、市役所の担当ケースワーカーの方々と退院後の生活について各種調整を行った。

退院してからの担当者会議にも参加を予定した。

 

入院の方に限らず、退院してからも関わりを継続しているなど様々なケースがありますが、患者さん一人一人のニーズに沿った援助を意識して、環境に働きかけながらより良い生活ができるように、地域連携科では日々取り組んでいます。

1階リハビリテーションセンター入り口にも相談窓口がありますので、今後もお気軽にご相談いただければと思います。

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