今日は西3病棟で実施しているガーデニングプログラム(園芸療法)を紹介したいと思います。
ガーデニングは心身にさまざまなメリットをもたらすと言われています。こころと体の健康に役立つための方法を「園芸療法」といい、アメリカやヨーロッパでは医療や福祉の現場で積極的に取り入れられています。
【ガーデニングプログラムの目的】
・自然の動植物から生命の尊さを学び生きる活力を養う
・植物を育てる楽しみを感じ、集団で作業することで相手の思いやる気持ちを育てる。
・季節感を感じ、温度調整にも役立てる。
・空気や土から心と体のリラクゼーションを感じる。
ガーデニングプログラムでは、毎年自分たちが育てたい種や苗を自分たちで選び、毎回役割を決めながら自主的にプログラムを実施しています。スタッフはそれをサポートするという形で週に1回行っています。
今年栽培したもので食べられるものはレタス、しそ、二十日大根、ベビーキャロット、サラダ菜、きゅうり、トマト、イチゴです。みんな狭いプランター育ちですが、愛情をしっかり与えたためかすくすく育っています。先週は収穫したレタスを中心に『サラダ収穫祭』を開催し全員でおいしく頂きました。
こちらは種植えの早咲きコスモス、ミニひまわりです。夏に向けて元気に咲くのを今からこころまちにしています。
また、これから梅雨時期の紫陽花、夏に実をつけるジュンベリー、秋の風物詩のモミジの3兄弟も屋上の直射日光、強風にも負けず元気に育っています。
3年前から毎年巣立っているハクセキレイは暑い日が続いたためか、今年は帰ってきてくれませんでした。