みなさん、おばんです!作業療法士の石塚です!
1月末、兵庫県神戸市の兵庫県立ひょうごこころの医療センターさんへ視察に行ってまいりました!
ひょうごこころの医療センターさんでは全国でも先進的に児童思春期患者の「合宿入院プログラム」を行っており、その見学・情報収集が今回の視察の主な目的でした。
ちなみに「合宿入院プログラム」とは……不登校、ひきこもり状態等で生活リズムが乱れた中学生年代の子どもたちが対象となる、入院期間を定めた入院プログラムです。
治療プログラムや院内学級への登校を通して集団・学校での自信を取り戻していき、社会復帰・学校復帰を目指します。
数名の子どもたちに同期メンバーとして“開校式”から入院生活をスタートして頂き、“修了式”での卒業を目標にしていくのが特色です。
視察メンバーは当院のこども病棟担当の医師3名、看護師2名、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士の総勢8名。
視察のなかでは、先方の職員の方々との質疑応答や施設見学の時間を頂き、入院形態やプログラムについて丁寧にレクチャーして頂きました。
この度の視察で対応して頂いたひょうごこころの医療センターの職員の皆様に感謝を申し上げるとともに、今回の施設で得たものを当院のこども病棟のスタッフで連携して形にしていきたいと思います!